こちらの物件の募集は終了しました。

かきがわ不動産では物件・不動産探しのお手伝いをしています。お気軽にご利用ください。

遊び心を解き放つ

「416 STUDIO WATARIMACHI」（ヨンイチロクスタジオワタリマチ）は築およそ４０年のRC造アパートをリノベーションしたシェアアパートメントです。シェアハウス、アトリエ、オフィスと様々な用途で入居者が集まり、遊び心に富んだ試みがなされています。今回はこの建物の中の３部屋の募集になります。

場所は長岡駅から徒歩12分程のところに位置する渡里町。柿川沿いにある平和の森公園のすぐ近くの住宅街に建つ年季の入った建物です。

改修作業は積極的にDIYで進められました。ほとんどの部屋の内装はスケルトンの状態にまで解体してあり、共用ルームはラフな雰囲気に仕上がっています。かきがわ不動産では以前、DIYワークショップのサポートをさせて頂きました。

まずは共用ルームをご紹介

1階と3階には入居者同士で使う共用ルームがあります。各個室、基本的には水回りがないので共用ルームの設備をみんなで利用することになります。

1階の共用ルームはリビングダイニングとして使えるようになっています。設備はキッチン、浴室、トイレ、洗面を完備。広さも十分あるのでパーティーのような目的で使うことも可能です。

広々とした1階の共用ルーム。右側は壁一面の大きな鏡。その内側には浴室と洗面があります。

水回りは改修に合わせてすべて新しくなっています。

シルバーを基調にまとめらたキッチン。

トイレの壁の塗装もDIYです。

3階の共用ルームではシャワールーム、洗面、トイレに加えて洗濯機が利用可能です。

奥の扉はトイレです。

建物裏の庭と屋上ではアーバンガーデニングという菜園活動もしています。興味があればこのような取組みにも参加できます。

菜園は建物裏手のスペースにあります。大樹の壁画は入居する画家さんによるもの。

撮影の日はきれいなロマネスコが育っていました。

屋上では解体時に出たバスタブをプランターとして再利用

さらに同じ敷地内ある「蔵」も活用の構想があるとのこと。シェアアパートメント・庭・蔵の一体的な活用プロジェクトとしても現在進行中の物件です。過去には長岡造形大学によるアートイベントの会場にもなりました。

左奥の建物が蔵。手前は菜園（2019年春撮影）

募集するのは３部屋

今回は賃貸での募集が３部屋あります。どちらの部屋も居住だけでなく、オフィスやアトリエとしての入居も可能です。用途や改装についてのご相談は柔軟に対応します。

まずは２階の201号室。49.4㎡の部屋です。

メインの部屋は合板で仕上げられています。左の壁は簡易的なパーテーションです。

もともと２DKの間取りだった部屋が前の入居者によって部分的に改造してあります。解体だけされた居室もあり、まだまだ改装途中段階といった状況です。広さに余裕があるのでルームシェアでの入居も可能です。

こちらの部屋は専用のトイレがあります。

部分的に解体されたこの部屋はもともと和室でした。

２つ目は３階の302号室。20.6㎡の部屋です。

何もないがらんどうの空間

正面の壁には既存の壁紙が残っています。

こちらはスケルトンの状態にした後に床と最低限の電気工事を施した状態になっています。とてもシンプルなワンルームなのでキャンバスのように自由に手を加えてほしい部屋です。

３つ目は４階の501号室です。角部屋になります。

こちらの部屋は、床コンクリートむき出し、照明器具もない状態となっており、302号室よりもさらにスケルトンの度合いが高い状態です。内装を1から作り込める物件となってます。

画像の雰囲気からもわかるとおり、どちらの部屋もそのままの状態で入居する物件というより、自分で手を加えて住みこなす物件かと思います。そのため入居のハードルは少し高いかもしれません。しかし、一般的なアパートにはない、自分好みの空間を自由に作れる余白がこの物件の最大の魅力です。そして、入居者同士のつながりはここでの暮らしをより豊かなものにしてくれるでしょう。

施設を運営する長岡家守同人の方々をはじめ、様々なバックグラウンドを持つ他の入居者と関係性を持ちながら、自らの暮らしをより主体的につくりたい方にはとってもおすすめしたい物件です。

少しでも興味が湧いた方がいましたら、お気軽にご連絡ください。