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2020.02.06 ”地域資本主義”の実現に向けてかきがわ不動産に出来ることって?(イベント登壇レポート)

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”地域資本主義”の実現に向けてかきがわ不動産に出来ることって?(イベント登壇レポート)

イベントに登壇しました!

2020年1月30日に新潟県とNPO法人市民協働ネットワーク長岡の共催で開催されたイベント「本当に地域を盛り上げるための地域資本主義のはじめかた」の第二部パネルディスカッションに、かきがわ不動産として登壇させて頂きました。

当イベントは持続可能で本当に豊かな地域を実現するために一企業としての利益最大化ばかりを追い求めるのではなく、市民やNPO法人など多様な主体と手を取り合いながら、また貨幣尺度だけでは測れない地域にとっての多様な価値をいかに実現できるかを考え、学ぶ趣旨で開催されました。

資本主義から地域資本主義へ

一部の基調講演では鎌倉に本社を置く、面白法人カヤックの代表取締役・柳澤大輔さんより実例も交えたお話を伺いました。面白法人カヤックといえば最近では「うんこミュージアム」など一風変わったユニークな事業で名が知れていますが、鎌倉の地域に開かれた社員食堂や保育園を運営するなど地域と社員の接点を設ける事業に積極的に取り組んでいたり、複数人でアイディアを出し合う「ブレインストーミング」という手法を通して鎌倉の地域活性化を考え、実行するプロジェクト「カマコン」を行っていたりもします。

カヤックの取り組みの軸となっているのは「3つの地域資本」の考え。
①地域経済資本(財源や生産性)
➁地域社会資本(人とのつながり)
③地域環境資本(自然や文化)
この3つがバランスすることで地域が持続的にかつ、地域に暮らす人々の幸福感に依拠した発展が実現する「地域資本主義」へのシフトを提唱しています。

地域資本主義の背景にある、現行の資本主義への批判も鋭いので気になる方はぜひ、柳澤さんの著書『鎌倉資本主義』をご覧ください。

かきがわ不動産的な地域資本主義をさがして

柳澤さんのお話はもちろん、第二部で新潟県内の事例としてともに登壇した、新潟市で「潟マルシェ」をされている株式会社U・STYLEの松浦さん、岩室地域で「いわむロック」や「あなぐま芸術祭」などをされているNPO法人いわむろやの小倉さんのお話からもとても刺激を受けました。

当日の発表でも触れましたが経営の数字的にはまだまだ発展途上なかきがわ不動産。地域社会資本、地域環境資本も意識しながらしっかりと地域の経済をまわせる事業体と成長できるよう、引き続き精進していきます!

物件情報大募集中ですので、お持ちの不動産でお困りの方はぜひこちらもご覧ください。