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2021.09.01 【物件探し】気持ちの良い暮らしのために眺望を考える

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【物件探し】気持ちの良い暮らしのために眺望を考える

コロナ禍で家にいる時間が長くなっている人はとても多いかと思います。物件選びでは金額や利便性もさることながら、気持ちのいい暮らしのためには「眺望」もこだわりたい大切な要素ではないでしょうか。

中古物件を探す場合、眺望は自分で変えられないことがほとんどですが、庭付きの物件や、敷地に余裕のある物件を選ぶことで窓からの眺めを自分でつくることもできます。

今回は物件の眺望とポイントについてご紹介します。

 

開けた眺望

遠くの景色や空を眺めることができる物件は視線が抜けることで広がりや開放感を感じることができます。

過去に紹介させて頂いた海の眺望が素晴らしいの物件。

 

立地としては高台や建物の少ない地域、マンションの上階などが期待できます。住宅が密集している地域の場合は高床タイプの2階リビングの物件を探してみるのもいいでしょう。

開けた眺望は、プライバシーの確保や周辺環境の変化の可能性にも注意が必要です。

また、高台の場合は土砂災害のリスクも考えられるのでハザードマップの確認が重要となります。

新築の事例ですが、植栽で視線が抜ける眺望とプライバシーのバランスを取って計画されています。

窓の外が開けていると猫にとってもいいようです。しかし、この家の場合は隣が空き地なので将来的にどうなるかはわかりません。

 

緑を眺める

庭や借景によって窓から緑が見える物件も魅力的です。家にいながら四季を感じることができ、プライバシーの確保にも役立ちます。

街路樹の借景が楽しめる新潟市の某カフェ。こういう場所に来るとやっぱり窓の外には緑がほしいと感じます。

以前リノベーションをさせて頂いた2階にリビングダイニングがあるお宅。左の窓は隣の神社の樹木の借景を取り入れています。

 

庭を楽しみたい場合は間取りと敷地の関係が大切になります。庭があってもリビングからは見えない、リビングから見える外部が駐車スペースになってしまっている、という物件もよく見かけます。

そのような場合でもリノベーションによって間取りを変えたり、限られたスペースで庭をつくることで解決できる場合もあるので建築会社の人と一緒に検討することがおすすめです。

ダイニングから庭を眺められる物件。こちらで紹介しています。

4坪ほどのスペースに庭を設けている弊社の事務所。ウッドフェンスで歩道からの視線も遮られています。

 

気になる物件の内見をする時はどんな暮らしをしたいかイメージを膨らませて部屋の使い方を考えてみてください。

全ての希望を満たす物件はなかなか見つからないかもしれませんが、お気に入りの眺めがある物件はきっと高い満足度につながると思います。