民民連携で稼ぐ地域をつくる。木下斉さんのセミナーに参加しました@柏崎・ハコニワ
5月13日に柏崎市で行われたセミナー「地域変革は『稼ぐ民民連携』から始まる」に参加してきました。講師は木下斉さん。民間主導のまちづくり、エリアリノベーションに造詣の深い方です。会場は国道沿いの工場跡をカフェやレストラン、花屋など7つの店舗が入る複合商業施設にリノベーションした「ハコニワ」。
窓の向こうには田んぼが一面に広がっていて、ちょうど田植えを終えた時期だったので鏡のように水をたたえた田んぼが夕日に照らされていてとてもきれいでした…!
セミナーの主題は「稼ぐ地域づくり」とそのための「民間同士の連携」。セミナーの概要文から引用します。
地域活性化において重要なのは行政依存から民間こそが脱却し、民間同士の連携を基礎にして地域経済基盤を作っていくことにあります。行政依存型の地域は、経営効率を高めることよりも政治・行政側に寄ったレントシーキングばかりを行うようになり、地域経済の非効率性が高まり、結果として衰退します。
民間同士が連携して、適切なリスクを払いながら時代に合った事業を行うことが、地域の活性化には欠かせないという趣旨です。補助金なども含め行政に依存しすぎると責任の所在が不明確になって、気づけば無理な予算計画となってしまうのは往々にして起きがちですよね。
そうならないように、
・民間同士が慎重にリスクを判断して小さな規模から
・予算ありきのマスタープラン型ではなく利用者(テナント)の支払い能力から積み上げる逆算型で
まちづくりを進める大切さを何度も説かれていました。
私たちかきがわ不動産も学びを長岡で活かせるように引き続き精進してまいります!